2016年10月27日木曜日

手を添えるという事

太極拳の動作の説明で、「左手を右手に添えます。」などと言われた事があると思う。「手を添える」とは具体的にどういった意味なのだろうか?

これも、手を添える動作?



「添える」の意味をWebで調べると、「そばにおく」という事らしい。
転身搬攔捶の最後の動作、打ち出した右手に左手を添える(下図)で具体的に説明しようと思う。

弓歩前擠

正しい動作は、文字通り添えるだけ、左手が右手に触れては駄目なのである。私も指摘を受けるまでは、左手を右手の肘横に密着させてしまっていた。密着させてしまうと、右手が重くなってしまい、スムーズな動作が出来ないのである。



同様な例として、 左攬雀尾での動作がある。

弓歩前擠

このときも、胸前の右手の手首付近に、左手の小指の付け根付近を添える動作がある。左手を右手に押し付け、左手の力で押し出しては駄目だ。左手で押してしまうと、左肘が下がってしまい、肘が水平にならないのである。



※本内容は個人的なメモなので間違っているかも知れません。

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