2011年6月23日木曜日

休日に会社へ自転車で行こうとしたときの話

私が最初に買ったスポーツ自転車の話だ。
車種は、ルイガノ 2007年モデル LGS-RSR 4である。



フレームはアルミで、クロスバイクというカテゴリになる。
ギアはフロントが48/38/28T、リアは12-25T 8 SPEED、重量11.0kg、タイヤは700x28Cである。
Webでこの自転車を見て、心が惹きつけられた。
ビビットと感じるものがあり、買う事にしたのである。

リアル店舗では無く、通販で購入したのだが、これは失敗だった。
自転車自体に不具合があった訳ではないが、色々と分からない事があっても聞けないし、購入後1~2ヶ月でワイヤー伸びや、ネジの緩みなどをチェックする必要があるのだが、通販じゃ無理。

購入後のケアが必須なので、自転車は自転車屋さんで買おう!
最初に乗って驚いたのは、その走りの軽さである。
すこし漕ぐだけで、シャーと走る。これは凄い乗り物だと思った。

それから、もう自転車に夢中である。
雨でも自転車に乗れる様に固定ローラ台を買ったり、自転車を電車に持ち込む為に輪行袋を買ったりなど、沢山の自転車用品を買った。でもその1/3は無くても良い物だった気がする。これは経験を積まないと分からない。

買って数日後の休日に、自転車で会社まで行った事が記憶に残っている。



レーパンも穿かず、普通の格好で自宅から14km程度先にある溜池山王へ向かった。
当然、初心者なので車道は怖い、それで歩道を走るのだが、これが辛い。
歩道の段差やら、電信柱、歩行者。色んなものが走る障害となる。

しかたなく車道を走ると、車が怖い。
速度を出せないので、車との速度差が大きく、余計に危険なのだ。
また歩道に戻り、辛い辛いと思いながら自転車で走る。

次に遭遇したのが、六本木の坂である。


24×25のギア比なので、フロントを34で換算すると、リアは32.64だ。
32.46は、今乗っているロードのギアで考えると、とんでもなく大きなギアになる。
このギア比でも坂を登れず、途中から押して歩く。

でも最初は皆、こんなもんじゃないかな。
今はアウター(50×23)でも登れる。
3年も自転車に乗っていれば進歩するものだ。

結局、道に迷って六本木1丁目付近で、初めての休憩をとった。
自転車を降りたら足がガクガクした事を憶えている。

引き返して自宅に着くころには、お尻が痛い!手が痛い!という定番の状態であった。

この経験でも、自転車を止める事は、少しも考えなかった。
どうしたら、この痛みが無くなるだろう?という前向きな思考だけであった。
今思うと、これが自転車に夢中になる素養なのだろうか?

(その2へ続く)

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