2014年4月3日木曜日

ハブダイナモ充電器の性能を検証した

USBチェッカーを買ったので、実際に走って自作のハブダイナモ充電器の性能を確認してみることにした。しかし、曇りにも係らず屋外ではLEDセグ(赤色)の表示が全然見えない。日陰に入ると見えてくるので、USBチェッカーを何かで覆うしか無さそうである。

一旦家に戻り、LEDチェッカーをダンボール紙で包み、即席の箱を拵えることにした。自転車で走りながらだと少し危ないが、なんとか測定することが出来た。

測定の様子

こんなことなら、日暮れまで待った方が良かったが、早くビールを飲みたかったのである。



測定結果は次の通りだ。

<<測定回路>>

<<測定結果>>
走行速度
電圧
充電電流
備考
10km/h4.63V0.51A
15km/h4.56V0.75A
20km/h4.56V0.80A
※開放電圧は4.95V

電圧は少し低いが、充電電流は満足すべき結果となった。5Vを作っている3端子レギュレーターの定格電流は1Aなので、このくらいの充電電流がちょうど良い感じである。

普通、旅行中の走行距離は60kmくらいなので、速度を15km/hとすれば走ることで蓄えられるのは、

充電容量=60km÷15km/h×0.75A=3,000mAh

となる。あくまでも机上の計算だが、良い線ではないだろうか?

ちなみに、電圧が低いのは負荷が重くなりハブダイモのAC出力が低下した為と、整流回路のダイオードの電圧ロスである。ちなみに整流用ダイオードは低損失タイプである。 普通のダイオードだと電圧降下が大きすぎて、充電できないかも知れない。



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