北海道自転車旅行中、自転車を立て掛ける物が無くて困った事がある。都内では、そんな事は無いだろうが、何も無い北海道では、道路にガードレールも無いのだ。自転車を倒して寝かせれば良いのでは?と考える人もいるが、重い荷物を積んだ自転車の総重量は30kg超はあるだろう。とても、大変だと思う。
こんな道で、尿意を催したら! |
・
・
それじゃ、スタンドを付ければ良いのでは?と思うが、重い荷物を積んだ自転車に合うスタンドは無いのである。よく、ダブルエッグのセンタースタンドを付けている例があるが、かなりの確率でスタンドが壊れているはずである。ましてや、サイドキックスタンドでは、尚更負荷に耐えられないだろう。新聞配達で使うスタンド並みの頑丈さが必要だ。
センタースタンドの例、前輪が浮いている |
そんな訳で、私はどうするか?
色々調べたところ、世界一周自転車旅行をされている方々は、スタンドではなく「棒」を使っている事に気が付いた。ちなみに、襲ってくる野犬を撃退する目的でも使うらしい。
やっぱ、棒でしょう |
さらに調べると、「Click Stand」という製品があった。つっかえ棒の原理であるが、棒を折りたためるし、フレームにフィットする形状のクランプが付いていたりして、かなり良い感じである。
使用例 |
残念ながら、Amazonなどの通販サイトでは、取り扱いが無く、
http://www.click-stand.com/
から、直接注文する必要がある。実際に注文した日本人もいるので、ググってみると良い。しかし、値段がちょっと高いかな。約40ドル+送料。
なので、私は、余っていたテントのポールを使い、自作してみる事にした。
こんな感じ |
こんな感じ |
結構、安定する |
此処に取り付ける |
テントのポール、2つをガイコードで繋ぎ、両端に滑り止め用のゴムを付けた。ちなみに、このゴムはバーテープに付属してたエンドキャップである。ポールの色と自転車の色が同じなので、あまり目立たない。携帯ポンプホルダーのストラップを少し短く切って、ダウンチューブに取り付ける事にした。地面に接する面積が大きくなり、本家の「Click Stand」より、安定するかも?
シンプルな作り |
トレーラー接続用の部品が、良い支えになった |
上の写真の白い輪の様な物は、このポールにロープを張れる様にする為のものだ(もしもの備え)。後、忘れていけないのは、前輪が動いてしまうと安定しないので、ベルクロなどで前ブレーキをかけておく事だ。坂道を考慮すると、後ろブレーキも必要かな?
こんな感じで、ブレーキをかける |
使っているのは、こんなヤツ。角カンを使っているのがポイント |
0 件のコメント:
コメントを投稿