新幹線輪行で下関まで遠征した。マンスリーマンションから在来線の岩国駅までは500mと近いが、新幹線の新岩国駅までは約10kmと遠い。
朝早く起きて、ご飯を炊き(炊飯器)弁当も作って、6時頃にマンスリーマンションを出発した。今日は快晴、マンションの窓からは綺麗な朝焼けが見えた。遠くには厳島も見える。
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岩国の朝、煙突の煙で風の強さが分かる |
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大体の地理は頭に入れていたので、スマホナビを自転車のハンドルに付けず出発してしまったのが失敗。道迷いして山の中を通る羽目になった。朝から坂は辛い。しかし、不幸中の幸いと言うべきか。川霧と岩国城の景色を見ることが出来たのは幸運だった。
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霧と岩国城のコントラスト |
新下関駅に着き、最初に向かったのは国宝の功山寺。創建年は、何と!嘉暦(かりゃく)2年(1327年)。鎌倉幕府の時代だ。
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功山寺 |
次はマンホールカード集め。城下町の面影を残す古江小路(思ったより冴えない)を経由して配布場所を巡った。各地のマンホールカード収集も、今回の旅行の目的なのだ。
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古江小路 |
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クジラとフグのマンホールカード |
その後、近くの海辺に行ってみると中々の眺望。やっぱり、晴れの海は気持ちが良い。島の彼方に見えるのは、九州の大分県。
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気分は最高! |
その後、関門橋まで走り、壇ノ浦付近を散策した。ここには下関戦争で使われた長州砲の列や壇ノ浦合戦の銅像(源義経と平知盛)などがあった。
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関門橋に到着 |
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外国の船を、警告無しに攻撃。後日に壊滅 |
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左が源義経、右が平知盛 |
次に向かったのが、火の山。ロープウェイの山麓駅までの道が、中々の坂道。着いた時は、ハアハアゼイゼイ。帰りは歩いて降りようと思っていたが、体力温存、ロープウェイは往復券を買ってしまった。
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火の山展望台から望む関門海峡 |
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人気の観光地らしく、大勢の人出だった |
山頂公園の東屋で弁当休憩。日差しがあると暖かいが、少し曇ると肌寒い。気温は15度くらいか?
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恒例の、絶景と弁当写真 |
しばし。ぼーっと休憩。早起きした為か眠くなってきたので、次の目的である「人道トンネル」へ向かった。
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関門トンネル人道入口 |
そんなに人は居ないだろうと思っていたが、それなりの人出。20人くらいとすれ違ったし、私と同様に自転車を押している人もいた。歩行者は無料だが、自転車と原付は20円の通行料。トンネルの長さは約780mと短い。
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実は、国道2号線! |
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真ん中が、県境 |
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門司区側から見た関門橋 |
渡った後は、フェリーで下関(門司港)へ戻る事にした。ターミナルはフェリーを利用する人も多く、賑わっていた。お洒落な店もあり、観光地だ。停泊していたクルーズ船の情報を調べてみると、東京発で日本各地を回り、釜山まで行って戻ってくる16日の船旅の様だ。
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観光客で賑わうベイエリア |
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富裕層向けクルーズ船も停泊していた |
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このフェリーに乗る |
自転車は自分で持ち上げデッキへ、そして自分で倒れないように支えている必要がある。フェリーはかなりの速度で走るので、結構揺れる。
門司港に着いたら、次は巌流島にフェリーで渡ろうと考えていたが、疲れていたので中止して、赤間神社経由で新下関駅に戻る事にした。赤間神社は壇ノ浦の合戦で、入水自殺した安徳天皇(8歳で崩御)を祀る神社だ。
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赤間神社 |
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境内には「耳なし芳一」の祠もあった |
それから新下関駅に向かったのだが、ナビの道案内に頼って走ったら、相当な坂道を案内され、またもヘトヘトになってしまった。駅に着き、自転車の袋詰めを終え、ホームに着いたのが午後3時前、巌流島はパスして正解だった。
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後は、帰るだけ |
新岩国駅に着いてからも、10km弱走る必要がある。ちなみに、新幹線こだま自由席は、行きも帰りもガラガラだった。
今日は疲れた。晩酌したらバタンキューだろう。明日は、午後から雨予報。休養日だ。
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