今年の夏に買ったキャプテンスタックのガスバーナーM-7900の点火装置が壊れた。点火装置のガイシが割れ、ひび割れ箇所から火花が飛ぶ様になったのだ。
壊れた点火装置 |
拡大(ガイシの中央部にヒビ割れ) |
調べてみると、このバーナーは点火装置の不具合が多いらしい。Amazonのレビューでもガイシ割れの情報が幾つか投稿されていた。
交換部品を販売していない様だったので、キャプテンスタックのHPから問い合わせをしてみた。すると、パール金属(製造元)からメールで返信があった。
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メールの内容は、こんな感じ。
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初期不良とのことから、製品保証(無償)として圧電点火装置をお送りさせていただきます。到着まで、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。(圧電点火装置はユーザー様で交換できる部品でございます)
*収納時に、圧電点火装置に何かしらの負荷が加わり破損することもございます。 予防方法として、添付いたしました資料の収納方法をお試しいただけましたら幸いでございます。
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交換部品が無償なのは嬉しい。問い合わせをして正解だ。それと、収納方法が悪いと、ケース内部でバーナーが動き(ガタ付き)、ガイシ割れが発生し易いという事をメーカーも認識している様だ。正しい収納方法については、動画にまとめてYoutubeにUPしておいた。気になる方はご視聴ください。
数日後、郵送で交換部品が届いた。届いた点火装置のスイッチを押し、火花が出るかどうか試してみると・・
「あれ!火花が出ない。また、初期不良?」
と焦ったが、圧電点火装置なので、火花が飛ぶ先(アース)が無いと火花が出ないのは当然な事であった。試しにドライバーを点火装置の電極部に近づけ、スイッチを押すと火花が出た。
また、交換時にバーナーと混合菅を繋げるのだが、位置の調整が難しい。(下図参照)試行錯誤が必要だろう。
調整が難しい |
最後にOD缶を接続し、燃焼試験を行ったのだが、電極部とバーナー炎口との間隔調整が難しく、安定して点火しない。残念。
無償提供だったので、そんなに悔しくは無いが、結論としては圧電点火装置の信頼性は低い。やっぱりライターとかが必須みたいだ。
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