2016年4月21日木曜日

室内扉の塗装

築29年のマンション、煙草を吸っていた時期もあり、室内扉の劣化が進んでしまった。扉の表面の汚れは、もう拭いても取れない。こうなると、対策は「貼る」か「塗る」かである。「貼る」とすればダイノックスシートなのだが、ちょっと値段が高い。なので「塗る」事にした。

塗装前の扉(左)と塗装後の扉(右)

こんな感じで、劣化している

いきなりペンキを塗ると、塗装の密着性が悪く、剥離が起きやすいという事なので、最初に塗装をザックリ剥がすことにした。紙やすりや電動サンダーをを使うと、粉塵がもの凄い。そこで使用したのが「サンドシート」である。




サンドシート、使用したのは#120

ハサミで適当な大きさに切り取り、水で濡らし木片などに巻き付けて、ゴシゴシと扉を擦ると良い感じで塗装が剥がれていく。粉塵が飛ばないのがとても良い。そして、絞ったタオルで表面を綺麗に拭き、乾燥させれば完了だ。毎度のことながら、この作業がとても大変なのである。さらに下地剤のミッチャクロンマルチを塗布した。

塗装剥がしの後、マスキングをした様子

今回の扉はガラス飾りが付いているので、ガラス部分をマスキングしたのだが、これも結構面倒であった。しかし、ここまで準備が整えば、後は楽しいペンキ塗りである。短毛のローラーで3度塗りをして完成だ。

苦労の甲斐があって、扉は新品同様になった。艶消しのマットな感じが気持ち良い。使った塗料はカンペパピオの「アーチ水性艶消し、リリーホワイト」である。

新品同様、とても気持ち良い

マットな質感、近接撮影、ローラー跡

でも、まだ2枚の扉の塗装が残っている。あー、面倒くさい。





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