ケーブルとアウターを交換するには、シュラック塗りのバーテープを剥がさないといけないので、今まで交換に踏み切れずにいたが、北海道旅行を控えているし、ハンドルバーとステム交換も行うので、今回、実施することにした。考えてみると、自転車を買ってから約4年、その間一度もブレーキケーブルを交換していない。
交換したブレーキケーブル |
案の定、後ろブレーキケーブルに錆が発生していた。錆びていた箇所は、トップチューブの下にあたるところの「インナーライナー」の部分であった。フレームがホリゾンタルなので、濡れた場合に水滴が流れず錆びやすくなるということだろうか? 「インナーライナー」を取外せば良い気がするが、ケーブルが動いてフレームが傷つくこともある様なので、取り外しは出来ないのだ。
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ブレーキケーブルの交換方法は、サイクルベースあさひの「ここ」を参考にした。アウターケーブルを切って長さを調整したが、切断面がつぶれてしまうのには少し手を焼いた。
使用したケーブルとアウターはこれだ。
PTFEロード用ブレーキケーブセット ステンレスインナーワイヤー |
しかし最近はアウターケーブルの色もカラフルになったものである。行きつけの自転車店で切り売りしてもらった方が安いのだが、PTFEコーティングのアウターは在庫が無いと思ったので、通販で買ってしまった。
「PTFE」を調べてみると、
”ポリテトラフルオロエチレン (polytetrafluoroethylene, PTFE) はテトラフルオロエチレンの重合体で、フッ素原子と炭素原子のみからなるフッ素樹脂(フッ化炭素樹脂)である。テフロン ® (Teflon®) の商品名で知られる。化学的に安定で耐熱性、耐薬品性に優れる。”
という事であった。錆びに強いのであろう。気になっていた後ろブレーキの重さも解消され、気分は上々である。試走して問題ないようであれば、バーテープを貼る事にしよう。今度貼るバーテープはシュラック塗りではなく、普通のコルク入りバーテープである。長期の自転車旅行になるので、快適性を優先してしまった。
【走ってみたら】
ブレーキの効きが全然違う。今まではブレーキパッドが劣化して効きが悪くなっていると思っていたが、大きな間違いだ。シャキッとした感じで、新車の様なブレーキの利きだ。今後はもう少し、ブレーキケーブルの交換頻度を短くすることにしよう。
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