2012年10月15日月曜日

信州自転車旅行 2012年秋(まえおき)

旅用自転車が完成したので、信州に出かけようと考えた。

旅のキーワードは、
「金沢、千曲川、安曇野、合掌造り、乗鞍」
だ。

そして、今回は「食事は自炊」で「宿泊は野宿!」とした。炊事用具や食料で荷物が増えたが、前後キャリア装備なので積める容量は
  • 前サイドバッグ:25ℓ
  • 後サイドバッグ:40ℓ
  • フロントバッグ:13.9ℓ
で合計78.9ℓに増えた。その上、荷台にも積めるので何でも持っていけるようになったのである。

何でも積めるぞ!(でも重い)

「食事は自炊」で「宿泊は野宿」とした訳だが、それなりの準備をしたのは言うまでも無い。

味噌汁

市販のインスタント味噌汁でも良いのだが、自分で作ることにした。味噌汁は簡単だ。材料は
  • ダシ入り味噌
  • 味噌汁の具(乾燥)
である。これを容器に詰めて持っていけば良い。シュラカップでお湯を沸かし、中に味噌と具を入れれば完成である。

右が味噌汁
味噌(左)と具(右)

ご飯

ご飯は簡単に炊くことができる。米の分量と水加減、それと火力に注意すれば美味しいご飯が炊き上がる。旅先で調達できる米の最小単位は2kgだ。パッキングの配分や取扱を考え、800mℓ容器を2つ用意し米を入れることにした。ちなみにご飯の炊き方(無洗米1合)は、
  • 30分は水に浸しておく(水量は240mℓ程度)
  • ゴトゴト沸くまでは、火力は大
  • その後10分程度は、超弱火(この時間加減は微妙)
  • 3秒程度、火力を大
  • 容器をひっくり返し10分ほど蒸す(底を叩いて、米を落とすと良い)
である。ほぼ間違いなく美味しいご飯が出来上がる。

やっぱり朝は納豆だ
米を入れる容器(800mℓ)

夜は8時前に寝てしまうので、4時起きしてご飯を炊き、朝食と昼飯(弁当)を作るようにしている。山奥だと昼飯を現地調達できないこともあるのだ。

キャンプでは2ℓの水があれば、夜と翌朝の食事は大丈夫だ。泊まる処に水場が無いこともあるし、2ℓの水は100円程度と安いので買出しの際に買っておこう。持ち運びが面倒そうなので、2ℓポリタンクを運べるタンクホルダーを自作した。アルミ丸棒を曲げて穴を空けたアルミ板に針金で括りつければ完成だ。こう書くと簡単そうだが、実は二回ほど失敗している。一応ポリタンクは抗菌性だ

自転車取り付けた様子

手製のポリタンクホルダー

抗菌ポリタンク

クーラーバッグ

テントを張り体を拭いて着替えたら、冷たいビールを飲みたいものである。それと翌朝に納豆を食べる為にも何か保冷できる物が欲しかったので、クーラーバッグ(5ℓ)を買った。これがフロントバッグにすっぽり納まるのだ。テーブルにも使えて結構重宝した。保冷剤の替わりにロックアイスや冷凍枝豆(食品
)を入れると良い。

缶ビールの下には冷凍枝豆と納豆などが入っている

ちゃぶ台替り

クーラーバッグ

トイレ

野営地にトイレがあれば何の問題もない。問題はトイレが無い場合だ。小はその辺で用を足すとして大はどうしようか?これに関しては先達の知恵を拝借することにした。回答は小さなシャベルである。地面に小さな穴を掘り、それを目標に用を足す。ついでに「アレ」の状態を確認しておこう。終わったら土をかけ後始末をする。

ハンドスコップ


フライパン用ホイル

キャンプでの食事についてネットで調べていたら良い物を見つけた。「フライパン用ホイル」である。フライパンの上にこのホイルを乗せ、その上で調理をするのだ。油をつかわず目玉焼きができるし、なによりフライパンが汚れないのが良い。

ソーセージステーキ

フライパン用ホイル

補助食品

キャンプ旅行をしているとどうしても栄養バランスが悪くなる。あまり野菜を取らないし、ビタミンも不足するだろう。そこで対策として行うのが「混ぜる食物繊維」と「ビタミン剤」だ。繊維質が不足すると便が硬くなり便秘になり易い。

ヘルシーファイバー(左)とビタミン剤(右)


こういった準備を行い、信州自転車旅行に出発したのである。




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