2024年3月31日日曜日

岩国自転車旅行(6日目、呉遠征)

 輪行で呉市まで遠征した。広島駅で呉線に乗り換え、呉線は単線で無人駅も多かった。今日の一番の目的は灰ヶ峰だ。

灰ヶ峰(はいがみね)は、広島県呉市の市街地北部にある独立峰で、頂上の展望台からは呉市街地や瀬戸内海の島々が一望できる。


苦労の後は、絶景が待っていた

呉市側から登ったのでは傾斜が急すぎるので(多分、登れない)、数駅手前の呉ポートピア駅で降りて、そこから出発する事にした。駅の近くには、江田島行のフェリー乗り場がある。今度、利用してみよう。


フェリーターミナル、江田島がみえる


楽なルートを選んだのだが、それなりの坂が続き、行程の1/3の「焼山の町」まで走った時点で、かなり脚に疲労が溜まってしまった。昨日の低山登山の影響とか?


最初の峠越え、平均斜度は6%くらい?

移動手段を徒歩でナビ設定していた為、棚田のあぜ道を自転車を押して歩く羽目に陥った。まあ、良いかと自転車を押し、階段は持ち上げて進んでいったのだが、獣避けの電気柵が現れ、引き返す羽目になった。 もう少しで道路だったのだが。


ここで引き返した(-_-;)

そして、何とか正しいルートに戻り、走り始めた。やはり、傾斜が急だ。ハアハア息を切らせ、途中自転車を押す時もあり、前へと進んだ。後半の斜度は7%弱くらいだ。


焼山の町から1km手前までの標高

最後の1.1kmの平均斜度は10%!! さすがに重いバッグと肉(脂肪)を付けた体では登れない。この区間は自転車を押して歩いた。旅行の後半なら、体も引き締まってるはず?なので、登れたかもしれない。まだ、呉遠征は早すぎたかも。


押して歩いた


最後の1km、もっと痩せないと無理(-_-;)

それでも、苦労した甲斐があり、山頂からの眺望は抜群! でも、自販機も無いし、私の他には数グループが居た程度で、あまり人気が無いのかな? 確かに道は急だし、凸凹も多いし、対向車とのすれ違いにも注意が必要だし、少しハードルが高いかもしれない。


着いたー

音戸大橋方面

「広」の町方面


呉市内のズーム

次はマンホールカード集めだ。下りは楽かと考えていたが、路面が悪く凸凹だらけ。スピードを上げると、衝撃が強いのでブレーキを引き続ける事に。そうすると手の握力が無くなり、手が痛くなる。そんな訳で、何度も休憩を入れながら下る事になった。


呉市のマンホールカードは2種で、両方とも「大和」がモチーフだ。そして、多くの種類のデザインマンホールもあった。一部を紹介しよう。


マンホールカード





次の向かったのが、「てつのくじら館」


途中の大和ミュージアムの41センチ主砲身、戦艦陸奥

左の建物が展示館、右が潜水艦

てつのくじら館では、海上自衛隊の仕事や、潜水艦に関する展示が多数あった。初めて知ったのだが、機雷の除去(掃海・掃討)が重要な任務らしい。太平洋戦争時、米軍のB29爆撃機は、主要な海峡や港に1万2000発を落としたらしく、海の底には沢山の機雷が眠っているのだ。

パネル展示

掃海艇「えのしま」

最後に実際の潜水艦の中を見学、残念ながら写真撮影は禁止だった。予想通り狭い!こんな処に何週間居たら、気が変になりそうだ。

疲れていたが、此処まで来たからには見ておこうと思い、「歴史の見える丘」に向かった。途中、6%の坂が1kmほど続いたが、灰ヶ峰に比べれば大した事は無かった。

造船所の様子を見る事ができる

船の前部の底?

帰りの電車は、ほぼ満席。広島から岩国へ向かう電車は、かなりの混雑(通勤ラッシュ並み)だったが、宮島口駅で大勢が降り、ほぼ満席状態になった。土曜日のためか、厳島神社の観光客が多かった。平日は通勤ラッシュがあるらしいので、広島駅を通過する際は、注意が必要だ。

今日の陽気で桜の開花も進むはず。明日(4/1)は1日、錦帯橋と岩国城で花見。まったりと過ごす事にしよう。



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