今年の北海道自転車旅行で、今まで使っていたテントを捨てたので、新しくテントを買う事にした。あまり知らないメーカーだが「PYKES PEAK」の2~3人用テント、「TOURING MULTI DOME」を買ってみる事にした。何せ¥ 6,784と格安だったのだ。
多摩川河川敷で試し張り |
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今まで使っていた同じ中華製のネイチャーハイクのテントを比べると、あきらかにグレードが低い。裁縫が荒いし、テント自体の作り(設計)も今ひとつと感じた。
雑な縫い目が目立つ |
こっちは、欠けてるし |
値段を考慮すると、妥協してしまいそうになるが、あまりにも作りが雑だ。そして、ポールがアルミ製では無く、グラスファイバー製?なので、かなり重く感じる。それでいて、全体の重量が3.2kgと軽めなのは、余分なプラスチックパーツが無い為だろう。
重いポール |
また、フライシートは、上から被せて、四隅をゴムで引っ掛ける仕組みなので、ガイコートは必ず張った方が良いだろう。強風でフライシートがズレてしまいそうだ。
フライシートはゴムで引っ掛ける構造 |
付属の丸ペグは、使う気がしない。捨ててしまおうか。それと、ポールとペグの袋はあまりにもチープだ。テントの袋は紐じゃ無く、何故か高価で重いファスナーなのに。
付属のペグとガイコード |
この袋は、ちょっと貧弱だ。 |
そして、フライシートとインナーシートの間隔が狭いので、結露や水滴がインナーに伝わって水滴が床に落ちそうだ。また、フライシートは、赤いループにペグを通して打つ仕組みだが、このループの長さが短く、フライシートのテンションが足りない。紐で輪を作り、長くしてペグダウンしたら、うまくテンションを出す事が出来た。また、これによって前室も広くなるので、フライシートをペグダウンする箇所には、全て紐の輪っかを追加した。
これじゃ狭すぎる |
紐の輪っかを追加してペグ打ち |
最初より綺麗に張れた |
後は、床の生地の厚みが足りない気がする。新品のときは良いが、使い込むと段々浸水しそうなだ。それと、縫い目にシームテープが張られているのは、床だけである。フライシートにはシームテープが張られてなかった。(-_-;)
芝が空けて見える。薄いかな? |
テント内の広さと高さは問題ないので、ターフを張ることを前提とすれば、問題無く使えると思う。来年の春には石垣島に行こうと思うので、その時試してみよう。
このテントを買って良かったか?と聞かれたら・・・まあ、安いから仕方が無い。と答えるだろう。
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