キャンプ旅行では安定したAC100V電源は期待できない。そうすると、必然的にカメラの電源は単三電池となる。そして、その電池をモバイルバッテリーで充電するのである。(モバイルバッテリーはハブダイナモと太陽光で充電する)
(追記.2018/4/2)
その後、モバイルバッテリーでカメラのバッテリーを充電できる充電器がある事に気づく。よって、カメラの選定幅は広がったのだが、Pentaxの交換レンズを追加で買っていたため、次のカメラもPentaxになってしまった。
次の条件で価格.comを検索したら、驚くべきことにPentaxのK-30/K-50しかヒットしない。他のカメラは全て専用電池だったのだ!
- 発売日:2年以内
- 電池:単3
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高校・大学(当時は白黒で自分で現像・焼きをしていた)と写真部に属していた私であるが、社会人になってからは休眠状態だったので、PentaxがRichoに買収されていて驚いてしまった。これは蛇足なので、本題に戻ろう。
カメラ選択の余地が無いということになった訳であるが、好都合なことに本体とレンズ共に防塵・防滴で、レビューもまあまあ、そして7,000円のキャッシュバックキャンペーン期間中という事もあり、K-50を買うことにしたのである。
電池の持ちはまあまあだったが、エネループ使用の為か電池残量表示が少しアバウトで、中間表示をすることが殆どなく、突然「電池なし」の表示になる感じである。
突然Emptyに! |
カメラを入手できたので、次は三脚とリモコンシャッターを選ぶことにした。両方とも「じこマン(自己満足)」の必須アイテムだ。
あまり軽量な三脚だと耐荷重が小さく、カメラの重量を支えられないので、持ち運びできるサイズと重さ、耐荷重、価格などを総合的に判断し、Slikのコンパクト II 旅行用三脚を購入することにした。これは耐荷重が1kgで、少し安定性に欠けるが、K-50であれば望遠を付けて1,054gなのでギリギリOKである。
SLIK CompactⅡ |
スペック |
現物を手にすると、2way雲台が出っ張るので、収納や持ち運びに不便を感じ、雲台を自由雲台に交換した。これで、随分コンパクトな感じになった。雲台も、自転車と同じで上を見れば相当な値段なので驚いた。
Velbon 自由雲台 QHD-33 |
次はリモコンであるが、純正品は高いので、Velbon製のTWIN 1 R3-UTを購入した。ケーブルも付いているのでバルブ撮影も可能だ。リモコン撮影の様子は動画にしておいた。
Velbon リモコン TWIN 1 R3-UT |
後は、カメラの持ち運び。悩んだ末に落ち着いたのは、フロントバッグにカメラを収納する極めて普通の方法である。撮りたいときにすぐ、カメラを出せること。これが大事だ。それを考慮するとフロントバッグ以外の選択肢は無いのであった。
あとは、耐衝撃性を良くするためにクッション材を入れたり、手製のインナーケースを作ったり、フロントバッグの上蓋(カバー)が風でめくれない様に、磁石を縫い込んだりして、使い勝手を良くしたのである。 この装備で41日間の北海道自転車旅行を行ったが、特に問題は無かった。
フロントバッグの中身の様子 |
【磁石についての補足】
通常は、バッグの蓋をベルト留めするのだが、カメラを取り出すとき面倒なのだ。蓋を留めないと、風圧で蓋が捲れたりする。そこで、磁石と鉄板を縫いつけ、磁力の力で蓋を留め、開け閉めを容易にしたのである。
このバッグの上(カバー)蓋はベルト止め |
そのままだと、ベルトがブラブラしてしまうので、ループを作りバッグの下部に回す様にしておいた。
バッグの裏 |
【写真の整理】
毎日100枚くらい写真を撮る。1ヶ月も旅行していると、その写真の枚数も半端なく多くなり、旅行後の写真の整理に苦労することになる。旅行中でも、カメラの液晶画面を見て整理は出来るが、老眼の私にとっては少し辛い作業となってしまうのである。
そこで考えたのが、タブレットもカメラもUSB端子があるので、カメラの写真データをタブレットにコピーして、大きな画面で写真の整理が出来ないかな?と考えたのである。結果は良好で、日々写真の整理をすることが出来た。
接続方法 |
◆詳しい方法はこちら⇒⇒
自転車でキャンプしながら旅行するときのノウハウです
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