ロードバイクを購入して2年くらいは、パナのR-AIR(バルブ長さ60mmで67g)の軽量チューブを使っており、パンクの場所はいつも「バルブの付根」だった。
バルブの付根に裂け目が! |
タイヤに空気を入れる際のストレスが原因かと思い、空気入れのポンプヘッドを「ヒラメの横カム」に交換してみたが、あいかわらずバルブの付根が裂けるパンクが続く。
(続くといっても、2,000km程度は大丈夫だった記憶がある)
センチュリーラン笠間2009に参加したとき、知り合いの友人に「バルブ付根が裂けるパンクが多い」という話をしたら、「リムナットが原因だ」と言われた。
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リムナットとは、チューブのバルブをリムに固定する為のナットである。
仏式バルブの形状 |
チューブに付属しているし、パナレーサの取り説にも、必ず装着する旨の記載がある。きつく締めるとストレスがかかり、付根が裂けると思うが、いつも軽く締める程度だった。
ネットで調べてみても、賛否両論がある
不要派の言い分は、
「ロードバイクの様な高圧のタイヤでは、バルブ位置がズレないのでナットは不要」
必要派の言い分は、
「バルブステム(管の部分)が斜めに倒れたりしてリム穴の縁でチューブが損傷するのを防ぐ、タイヤ内でチューブが動きやすくなり進行方向にずれる場合がある」
ちなみに、VittoriaやMICHELINのチューブは次の様に、リムナットを装着する為のネジ自体がバルブに無い。EVO55も昔はナット用のネジがあった記憶がある。
バルブ長さ40mmで実測は74g |
結論はリムナット不要という判断で、現在はMICHELINのチューブを使っているが1年近くバルブ根元が裂けるパンクの経験は無いので、正しい判断であったのだろう。
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