BBの油漏れ

函館旅行の最終日は雨、ふと気が付くとクランクの裏側に茶色い汚れがべったり。道路に落ちていた腐った昆布でも踏んだかな？と、そのときは思っていた。家に戻って、自転車の整備をしていた時、この茶色い汚れが「油」である事に気が付いた。

クランクを外して掃除してみると、どうやらBBから沁み出ししている様である。以前からクランクのガタ付きがあり、気になっていた箇所だ。BB交換に係る費用を調べてみると、専用工具込みでも3千円くらい。1万km以上は走っているはずなので、空振りでも良いので交換する事にした。

外したBB、左ワンから油漏れ

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古い5600系のBBは、分解が出来ない一体構造なので、シールが破れグリスが溶けて流れ出したようだ。クランクの軸も掃除して、新しいBBと交換。

掃除したクランク

新品のBBは黒色で精悍だ

クランクを回してみると、7回ほど回る。これなら十分だ。ちなみに古いBBは2回しか回らなかった。それと、左わんの回転が悪く、ゴリゴリしていた。中のベアリングも割れているのだろう。せっかくなので分解してみると、グリスは流れて落ちており、錆びついていた。

錆たベアリング

もしかすると、今まで坂が弱かったのは、これが原因？ちなみにBB取り外しに使ったホロ-テックIIボトムブラケットレンチ は、古いBBを外すときは問題なかったが、新しいBBで使用するTL-FC25アダプタとの篏合が、とてもキツイ。